家づくりブログ

2023-05-24 23:20:00

築100年の家を守るということ

 

最近、お得意様から、雨漏りをしているおうちをご紹介いただきました。

「親戚の家がちょっと困ってるから、一度見てあげてほしい。」とのことで。

雨漏りのおうちで、しかもお得意様からのご紹介とあれば、すぐにでも直すのが当然なのですが、もう既にお待ちいただいているお客様もみえるので、状況次第では対処をお待ちいただくかも、という事をご承知いただいた上で見させていただきました。

 

 

おはようございます。

夏涼しく冬暖かい生涯価格がお値打ちな家 を一棟一棟丁寧にをモットーに木の家づくり・リフォームをしております、岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

インターホンを押すとお母様らしき方で出てみえて、

そのお母様が開口一番「お父様はお元気ですか?」 

私「?はい、元気です…?」 

お母様「それはそれは。 それとあなたの事も知っていますよ。見たことありますよ。」 

私「えっ?どこかでお会いしていた?んですよね(笑)」 

お母様「私、昔〇〇〇で働いていてね。」 

私「えっ、そうなんですか! あっ!、そういえば! 思い出しました!」 

お母様「えー、うそうそ、覚えてないでしょ(笑)」 

私「いえいえ、思い出した思い出した! そういえばおみえでした。」 

 

 

そう、ご紹介元のお得意様はその〇〇〇という飲食店を経営されてみえて、ご親戚であるこの家のお母様が働いてみえたのをその品の良い目元からマスクごしにもはっきり思い出したのでした。

 

その飲食店の店舗を後藤工務店が先代が社長の時代に建てさせて頂いたこともあり、私が20代の頃から良く会社や家族で利用させてもらっている中に、目の前のお母様が昔働いておみえだったんですね。

 

そんな事で私としては一気にテンションが上がったのですが、お母様ご家族にとっては大変な状況だというのが、すぐに分かりました。

 

離れから出てみえた礼儀正しくフレンドリーなご子息ご夫婦ともご挨拶をし、私と1歳違いのそのご子息が指を指した西の離れの方を見ると、今にも崩れそうな波打った屋根が見え、その後、中へと案内されると奥の屋根は完全に崩落… 

何でも西の離れは築110年以上との事で、使っていない部屋の屋根が長年雨漏りしていたようで屋根が腐り大きな穴が空いて、空が見え、修復するとなれば大掛かりになる模様。 

 

でも本題はそちらではなく、昔ながらの造りのこちらも築100年以上になる離れとつながった母屋だという事で、一度外へ出て、母屋の土間玄関から入って奥に通されると、そこは3~40年前にリフォームした様な北側に台所があるこじんまりした食堂で、何やら間接照明が独特の雰囲気をだしていたのです。

でもそれが間接照明ではなかったということがその5分後

今日は遅くなってしまったので、、、この続きは次回に。

 

 

 

それでは。