家づくりブログ

2021-12-10 22:56:00

家は性能、は大事なのですが 2

今年もあとわずかですね。

 

 

仕事には終わりがないのに、

 

来年も同じように頑張らないといけないのに

 

 

最近、なぜかラストスパートのような気になってます。

 

 

 

今年もあとわずか、なんて言うからですかね(笑)

 

 

 

 

おはようございます。

岐阜県海津市で一棟一棟丁寧に、をモットーに木の家づくりをしております

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

 

性能へのこだわり方も住宅会社によってマチマチで、性能値にも違いがあるのですが、

 

 

前回は少し身近に、車で例えてみました。

 

 

 

 

前回の例では

Aの車は、150馬力で燃費20㎞/Lで、250万円、10年間の燃料費が60万円。

Bの車は、200馬力で燃費25㎞/Lで、300万円。10年間の燃料費が10万円。

 

 

 

これを今回お家にしてみます。

ただ難しい専門用語は使わず、分かりやすくしますね。

A社の家は、家自体の性能のみで断熱性能150あたたか、価格は2500万円、10年間の燃料費が600万円。

B社の家は、ハイテク装置の運転も必要で断熱性能200あたたか、価格は3000万円。10年間の燃料費が100万円。

 

 

A社の家は、メンテナンス費用が安く済む素材採用と設計で40年間のメンテナンス費が200万円。

B社の家は、定期メンテナンスが大掛かりな装置・設備があり、また家自体の設計や素材は普通の物で40年間のメンテナンス費は合わせて600万円。 

 

 

また、電気・設備物は10年で壊れことを考えて、

元の機能を維持するために掛かる費用は、

40年間だと1000万円くらいはみておいても良いかもしれません。

なぜなら、ごそっと入れ替えの可能性もあるからです。

 

 

こういう事は痛い目を見ると良く分かります。

電気的なハイテクな装置は意外とモロく機能維持にお金がかかると思う訳です。

10年20年と経っていくと故障も含め、当時のハイテク装置はゴミ同然の価値になることもザラです。

 

 

結果、40年間で掛かるお金は、

A社の家は、2500+600×4年+200=5100万円

B社の家は、3000+100×4年+700+1000=5100万円

 

 

 

補足をすると、

A社の家は、素材と設計にこだわった、年月が経っても実に気持ちの良いお家。

B社の家は、石油製品の素材で造られた、年月とともに残念に傷んでゆくお家。

 

 

 

さて、この家をさらに住み続けていくと、、、

あなたは、どちらが良いでしょう?

 

 

 

 

家は車と違って一生住むものでしょうし、

出来れば、次の代が困らないお家を建てたいものですよね。

 

 

 

 

それでは。