家づくりブログ

2021-06-29 21:43:00

建売住宅と注文住宅の一番の違いは?

コロナ禍の影響でしょうか、

 

最近は建売住宅と注文住宅で悩む方もおみえです。

 

 

注文住宅を建てる我々からすると、

作り手の顔の見えない建売を買う、という事はものすごく怖い事なのですが、

 

やはり金額の安さから視野に入ってしまうのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

おはようございます。

岐阜県海津市で一棟一棟丁寧に、をモットーに木の家づくりをしております

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

 

 

死ぬまでに家に対して払う生涯金額を考えると、

長く住めば住むほど高い買い物になってしまって、

注文住宅を逆転してしまう事もある事は前回お話ししました。

 

 

 

でも、金額だけでは無いな…

と思ってしまう事が最近ありました。

 

 

それは、、、こんな要望を聞いたからです。

 

「耐震等級は3がほしいんです。将来、絶対地震はくると思うので。」

 

その一方で

 

「建売でもいいと思っているので、そちらでも探しているんです。」

という事でした。

 

 

 

この二つを聞いて、昔、有名になった原寸大の家の実験動画を思い出しました。

 

 

 

それは、耐震等級の違う2棟の家を起震機(地震を再現する巨大な機械)に並べて載せて、揺らしてみる、

という物です。

 

 

結果、耐震等級の高い方が倒壊してしまったという、衝撃映像が修められ、

それは10年以上経った今でもYouTubeで見られます。

 

 

 

その実験から、「耐震等級を上げれば地震に強い建物になる、とは限らない。」

という教訓を得て、その弱点を克服する施工方法をしている会社は弊社のほかにもあるでしょう。

 

 

 

でも、良い物はコストがそれなりに掛かるのが常で、

建売住宅でそれを採用していることはまず無いのは、と思います。

 

 

 

建売住宅では、安く早く作ることが大切ですから、

品質という事はどうしても二の次ですよね。

 

 

でも、これは仕方のない事でしょうし。

 

 

 

で、そこはもちろん、お客様にも丁寧に説明しました。

 

 

 

価値観、では済まない部分かもしれませんからね。

 

 

 

 

それでは!