家づくりブログ

2020-12-24 22:46:00

なんでこの仕事をしているのか

もう、クリスマス☆

 

もう年の瀬…。

 

早すぎますね。

 

 

 

おはようございます。

岐阜県海津市で一棟一棟丁寧に、をモットーに木の家づくりをしております

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

最近、とある人から

「なんで今の仕事をしているの?」

と聞かれました。

 

自分では当たり前の事が、他の人には分からないって事ありますよね〜。

 

 

自分とすれば、ごく自然な流れです。

 

両親が作ってきた環境が嫌いではなく、やり始めて、

やっている内に背負うものが増えると共に楽しくなってきたからでしょうね。

 

それに、ごく平凡な人間で、これと言って取り柄が無かったから、かもしれません(笑)

 

 

 

 

私は工務店社長の家の長男として生まれました。

 

自分が小さな時から、

たくさんの大工さんが家の前の工場で家の材料などを削ったりして、

事務所も目の前でしたので、業者さんやら、お意客様やらいろんな人が出入りし、

 

その中心には父がいて、

母は父や大工さんのサポートや事務仕事をしていました。

 

 

で、兄弟は姉が一人なので、

おのずと跡取り息子として、意識の中にすり込まれていたように思います。

 

 

社長である父親からは、高校生の時には、

建築業をやるなら、「名〇屋大学か、名○屋工業大学くらいは行かなあかんな。」

などと言われ、間に受けていた反面、バンド音楽の面白さに目覚めてしまい、

 

結果、箸にも棒にもかからず、

失意の中、金沢の工業大学にいきました(笑)

 

 

失意から始まった大学生活でしたが、

すぐに楽しい友人たちとの付き合いが始まり、学ぶ事も多く、

妻との出会いもあり、かけがいのないものになりました。

 

 

 

卒後業後は地元大手の建設会社に就職しましたが、

そろそろ3年t経つが、やっぱり何か違うな〜、

 

休みも無いし、このままだと体がもたんなー、と思っていた頃、

父親に「最近体が…。実はこの前倒れて…。継ぐなら早いうちに、」と呼び戻され、後藤工務店に入りました。

 

その父はお陰様で元気です。

 

 

後藤工務店に入ってからは、最初は楽しかったのですが、

家づくりの事が分かってくると、それまでのやり方の世代間ギャップで悩んだり、

正直、いろいろ大変でした。

 

 

ただ、これからの時代に沿った、

お客様の為をより考えた家づくりをする為の組織変更を決心した43歳からは、

楽しい事の方が増えた気がしています。

 

 

そして49歳の今は、

お客様ごとに違う想いを、

設計士さんを始め、サポートしてくれるスタッフと、そしてお客様と皆で、

あーでもないこーでもないと話し合って造るプロセスや

お客様に喜んでもらえる事に生き甲斐を感じています。

 

 

 

気付いたら、もうすぐ50歳(笑)

 

 

育ててくれた両親や自分を取り巻く方にできる恩返しが、

家づくりになっているから、続けているし、続けられているんでしょうね。

 

 

 

それでは、また!