家づくりブログ

2018-03-28 21:52:00

成功の秘訣は3つのことをバランスよく同時に考えること

最近、テニスの大阪なおみさん、すごいですね。

私も高校時代に硬式テニスを経験しているので、すごさが良く分かります。

 

最近はスポーツをすることも無くなったので全然出来ないだろうなー…

 

 

おはようございます。

生涯価格がお値打ちな家を一棟一棟丁寧に、

をモットーに木の家づくり・リフォームをしております

岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

家づくりを成功させる鍵は、

ズバリ、お金と土地と家の3つをバランスよく考えることです。

そのためには、この3つを同時に考えることが大切なわけですが、

この当たり前のことが意外と難しいようです。

 

一般の方が家づくりをするのは、最初で最後の場合が多いですから。

初めてやるスポーツを初めから上手くできる人なんていませんよね。

ですから、当然と言えば当然なんです。

 

 

土地から家を買って家づくりをしなければいけない場合、

あなたはまず、土地を探すことから始めませんか?

実は、それがまず失敗しやすいんです。

 

その流れで進めていった場合、土地の予算を、

あなたが住みたいエリアの相場を基準にしてしまう様になるのですが、

その予算があなたにとって必ずしも正解という訳ではないのです。

というより、むしろ間違っている場合が多いのです。

 

そうでなくて、まずすべきは、土地探しの前にライフプランを考える事。

信頼できる工務店と共に資金計画を膝を突き合わせてじっくり行うことで、

本来あなたが土地に費やすべき現実的な予算が見えてきます。

 

また、あなたがどんな家を建てたいか?や

どんな暮らしがしたいか?によっても、

住む地域、選ぶ土地が変わってきます。

 

土地を選ぶ前に、まずどんな家にしたいか?や

そんな暮らしがしたいのか?を明確にしておく必要があります。

そうすることで、家に掛けられる予算も把握出来ますし、

結果、土地の予算も把握できます。

 

そして、家に望む条件が明確になっていれば、

いざ土地が見つかった時に、その土地の上にプランさえすれば、

あなたが望むことが実現出来るかどうか?が明確になり、

躊躇することなく誰よりも早く土地を押えられます。

 

お金と土地と家をバランスよく考えることは、

あなたが土地を購入しない場合でも同じです。

 

この場合、実家の敷地内に建てるか?

実家を取り壊して建て替えをするか?

親御さんから譲り受けた田や畑を造成して建てるか?

の3つが多いと思います。

 

この3つは土地代がいらないことから

その分、家に予算が回せるような錯覚をしてしまいますが、

実は、意外といろいろな費用がかかってしまうのが

隠れた落とし穴なんです。

 

例えば、実家の敷地内に建てる場合、

たいてい、敷地が広めと思いますが、

敷地の高低差があった場合、

親世帯との兼ね合いや道路や近所との兼ね合いを考えつつ

高さを決めてみたところ、敷地の造成費用や外構費用に

けっこう大きな費用がかかることがあります。

 

また、水道や排水の埋設場所が悪く、

移設したりやり直したりと、

これだけでも大きな費用になるので、

こういった費用についても明確にした上で、

家の予算や要望を決めるようにすべきなんですよね。

 

建て替えの場合であれば、

まず解体費用がかかることは、普通に考えたら分かるとして、

建て替えの場合でも、

地域によっては高い確率で必要になってくるのが地盤改良費用ですね。

 

もともと家が建っていたから地盤は心配ないだろう

と考える方も多いですが、そこには確かな因果関係はなく、

こればっかりは調査してみないと分からないので、

勘違いしないように気をつけなければなりません。

 

また、あなたの実家が水災の心配がある地域なら、

建て替えを機に、土地を上げようという話になるかもしれません。

その場合、敷地や家の面積が広ければ広いほど造成費用がかさむので、

その費用も考えておきしょう。

 

水圧の問題や、市の規定などから、

水道の口径を太くする等も、

建て替えではよくある話です。

その費用だって下手したら何十万もするので、

覚えておきましょう。

 

田や畑などに建てる場合には、

造成費用が相当かかることになります。

土の入れ替えに盛り土、隣地との境界の新設、

水道の引き込みなどを合わせると

何百万円もの費用がかかることになり、

地域・規模によっては別の土地を買う方が安くつく場合もあるくらいです。

敷地が広くなる分、後の維持管理費用や手間だって大変になる事も覚えておきましょう。

 

という具合に、土地から買う場合はもちろんのこと、

たとえあなたが土地を買う必要がないとしても、

大なり小なり予想もしていなかった費用が

かかってくるのが家づくり!

と思っておいて損はありません。

 

ですから、お金・土地・家は、

土地から買う場合でも、

そしてそうじゃない場合でも、

バラバラに考えず、

それぞれをバランスよく見ながら進めていっていただければと思います。

 

それこそが、予算内で限りなく理想に近い家づくりを実現し、

建てた後も、経済的に精神的に、

ゆとりを持って暮らしていくことが出来る秘訣ですから!

 

 

次回は、今日の話をもう少し突っ込んでお話ししますね(^^) 

 

 

それでは、また!