こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。
弊社のホームページ上に良い感じの施工事例が増えてきたなー と思うのに反して、
- 「社屋が古くギャップが広がってきたかな?」
- 「人によってはこの社屋を見て『この会社はやめておこう』という人もいるかも…」
とも思う今日この頃です。
今日はそんな私たちが古い社屋を持ち続ける3つの理由をお話しします。
①元々大工工務店だから
弊社は創業明治37年の海津市に根付く工務店なのですが、2回社屋を移転しています。
前社長である私の父が若いころ、結婚を機に作業場を広くしようと南濃町に土地を買って、広い工場と家を建てて私はそこで生まれました。
昔の家の木材は今より大きくて、造る家も60坪とかはザラで、たくさんの大工さんが同じ場所で分担して仕事をするので大きな作業場が必要だったんですね。
私自身そういう中で、大工さんに囲まれて育ちました。
そして私が継ぐという事になり、「それなら広い土地が海津町に準備してあるから移転するか」という会長の鶴の一声で1998年に海津町に戻ってきた形です。
弊社は西濃地域では珍しい自社作業場でたくさんの社員大工さんが仕事をしていた大工工務店だったので、工場の大きさが最重要で事務所や打合せスぺースは二の次になっていたのです。
当時は今のようなオシャレな住宅会社はあなり無く、会社を仕切っていた社長も昭和の感覚で、私もまだ入ったばっかりで、右も左もわからず、、、
弊社の社屋は平成初期に建てられた”昭和”も感じられる社屋なんです(笑)
②田んぼの真ん中に建っていると…
なのでとにかく社屋が大きいのです。
というか社屋の大部分が作業場なんです。
で、どうせ触るならオシャレにしたいんですが、弊社の場合オシャレにするにはまあまあな費用が掛かってしまうんです。
なぜかというと、、、 これから家を建てるお客様にも言える事ですが、 周囲四方から良く見える土地でオシャレな家を建てるとなると、全面に気をつかわないといけなくなります。
逆に、両隣に家が建っていて前の道路からしか見えない土地だったりすると、正面だけオシャレにすればオシャレな家になるんですよね(笑)
どちらが安くできると思いますか? そう、後者ですよね。
弊社は田んぼの真ん中に建っているので、オシャレにしようと思うと全面手を抜けないんです...
③心を動かすほどの…
そもそも、まだ工場は木の加工や保管やらにいろいろ使っているので、 そういった日々汚れる作業スペースとお客様をおもてなしするスペースを上手に区切る動線・ゾーニングをと考えると、 まずは工場内の木工機械のレイアウト移動や全体的なリノベーションが必要なんです...
という感じで、 「手が空いてきたら構想を練ろう」と思っている内に何年も過ぎて今に至っています(汗)
結局、行動を促すほどの心を動かす理由が見つからなかったということです。
「味」のある小規模経営の食べ物屋さんは好きですが、 「きたなシュラン」にならない様に気をつけなくてはとは思っています(笑)
日々、今の社屋を大切にして これからも一緒に歩んでいきたいと思います。
ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。
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好きなものに囲まれて
楽しく暮らしてほしい
ハッピーホーム 株式会社後藤工務店
代表 後藤健太郎
岐阜県海津市海津町外浜84-1
TEL 0584-54-7588