真冬でも家じゅうポカポカ。電気代も安い家の秘訣 ５選

冬に大きな窓の近くにいると寒くないですか？

それは窓から熱が出入りしているから。

家全体の熱の出入りの半分以上が窓から、というデータがあります。

もちろん家の造りや窓の性能によって、その割合は変わってきますが、そのくらい窓の重要性は高いわけです。

それもあって、最近の家は窓そのものが小さくなっています。

窓が小さいと冬暖かくしやすいですし、家の建築コストも下がりますからね。

まずはこの温熱的にウエイトの大きな窓を良いものにすることをお勧めします。

良いもの＝高性能な窓はガラスも２重どころか3重になっていますし、枠自体が樹脂製だったりで熱を通しにくく、さらに隙間も少なくなっています。

窓を良いものにして、屋根・壁・床を良くしても、その接合部と言いますか、とにかく家の隙間があっては意味がありません。

ダウンジャケットを着ていても穴がたくさん開いていたら寒いですよね。

家も同じで、部材部材に良いものを使っても、その施工が悪くてすき間が多くてはダメなんですね。

これは丁寧な工事をするだけでは限界があります。

すき間を無くす特殊工法を習得した上で、その工法を丁寧に施工することが必要です。

いわゆる“北海道基準”の工法になりますが、東海地方ではまだまだ少数精鋭の住宅会社にしか出来ないイメージです。

これから普及していくはずなので、今後の建築業界に注目です。

床暖房は好みや解釈が分かれるところと思いますが、新築には必要ないと思います。

これからの新築住宅はエアコンなどの暖房だけで十分暖まる性能のはずです。

ちなみに床暖房が活躍するのは、リフォームなどの時かと思います。

リフォームをされるような家は築○○年とかで、そこまで家の性能が高くないので、床が暖かくなり体感しやすい暖房システムということで、ありでしょう。

また、床暖房は熱効率の面でエアコンなどに比べるとかなり劣ります。

ですので、エアコンで十分暖まる性能のある新築建物の場合は、エアコンで暖を取った方が電気代もかからず、故障した時の費用も安くすむという事になります。 ですので、実は有識者の間では新築の家には床暖房無しでエアコン一択という事になっています。