アメリカの景気が良くなって
家の材料も一部値上がりし始めましたね。
消費税も来年10月にはいよいよ増税でしょうか。
金利が低い今がやはり建て時なんでしょうね。
おはようございます。
ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。
家の予算を抑えたい場合、
家の面積を小さくするのが最も容易で有効な手段ですが、
その場合、乗り越えるべき壁が2つあります。
この2つがクリア出来れば、
小さくても非常に暮らしやすい住まいを実現できますが、
この2つの壁は、人によっては
クリアすることが困難な壁かもしれません・・・
その前に、
まず小さい家が一体どれくらいの事を言うのか、ですが、
私個人が考える広さは、27坪〜30坪ぐらいです。
実は4人家族であれば、これぐらいあれば
充分な広さと収納を確保することが出来ます。
また、このくらい小さく出来れば、同じ性能を維持して
150万円〜250万円少ないコストで、住まいづくりが出来ます。
それでは、まず1つ目の壁からです。
それは、、、
★『小さい』ことに対するネガティブな感情
です。
世間一般的には、『大きな家=立派な家』と思う方がまだまだ多いですよね。
この傾向は、やはり田舎ほど強いですよね。
(土地も広いほど立派に見られがちですし)
なので、『小さな家』という響きが、
ネガティブに聞こえがちなのは、否めないでしょう。
また、家を小さくすると、
『なんか小さい家だなー・・』とか、
『お金の都合で小さくしたのかなー・・』と
人に思われてしまうのでは、と考えますよね。
いわゆる『見栄』というやつです。
この見栄をどう乗り越えるのか?
が、家を小さくする上で最も大切な部分になってくるんです。
“周りと比較しなければいいんですよ”
と言われれば、それだけの話なんですが、
人の感情というものは、理屈だけではコントロール出来ないもので、
頭では分かっていても、このネガティブ意識を取り除くのって
案外難しいんですよね・・・
そして2つめの壁ですが、
★作り手(住宅会社)の設計力が必要になってくる
ことです。
設計する上で、家は小さくなればなるほど、
設計・間取りが難しくなってくるものです。
ただ、単純に小さくすれば良いってわけじゃありませんからね。
単純に小さくしただけでは、収納は少ない・・部屋は狭く感じる・・
とっても使いにくい・・暮らしにくい・・
という最悪の家になってしまいます。
無駄を省くことで家全体の面積は小さくしながらも、
空間は広く見え、かつ収納も充分に確保して、
いかに、現在もまた将来も暮らしやすい間取りにするのか?
これが作り手側に求められるスキルです。
これは、とても大切なポイントです。
また、家を小さくしようと思えば、
『脱○LDK』の考え方も非常に大切な要素となってきます。
LDK以外に和室・寝室・子供部屋を人数分という
いわゆる4LDKを中心とした間取りの概念が
一般的には浸透している気がしますが、
この概念を壊さないことには、家の面積は小さくなりません。
部屋数を保ったままで、家の面積を小さくしたり、
収納を削ったりすれば、ただ狭いだけの
暮らしにくい家になってしまいますからね。
ですから、この○LDKという固定概念を取り除いていただくこと、
つまり住まい手となるあなたにもご協力いただくことも、
必要不可欠な要素なんですよね。
しかし、この2つの壁さえクリア出来れば、
コストパフォーマンスも暮らしやすさもデザイン性にも
非常に優れた住まいが造れます。
いかがですか?
固定概念を捨てて、広さもコストも背伸びしない、
あなたにとって『ちょうどいい住まいづくり』をしませんか。
それでは、また!
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