平屋のメリット３選

高齢になって階段を踏み外してけがをする方がおみえですが、平屋はその心配がないですよね。

階段を上りたがる赤ちゃんに付き合うのも結構大変ですが、その苦労も無くなります(笑)

年配の方から「階段をのぼって二階へ行くのも面倒」というお声もよく聞きますが、まだ私はそうは思わないのでいつぐらいからそう思うのかな～とは思っています。

また階段って、長い廊下のある無駄の多い間取りと似ていて、あるだけで畳3枚分は面積が増えてしまうんですよね。

となると掃除する場所が増えるという事ですよね。

階段の掃除はルンバも無理でしょうし(笑)

ですので
平屋の間取りといえば、
1.　階段の無駄が省ける
2.　廊下を少なくしやすい　
3.　危険が増える階段がいらない
という特徴があります。

地震を考えると、家は低ければ低いほど安心です。

我々の仕事的にも、高さが高くなるほど安定感が無くなっていきますし、構造もより気をつけて考えなければいけないのも事実です。

海津市の工務店で育った私ですが、海津市でも平屋が増えてきた実感はあります。

洪水・水入りさえなければ、また平屋が建つ敷地があるのなら、平屋を選ばない理由は無いのでは、とも思いますね。

工務店・住宅会社側から見ても平屋は今後違う意味でメリットが出る部分があります。
これは二階建て以上の住宅に比べてという話になりますが、
２０２５年４月以降に工事着工の住宅に関しては、二階建て以上の住宅においては建築前の確認申請時の必要書類や工事管理報告書類が増えることになっています。

そうすると、二階建て以上の住宅は必要費用が増えることになるでしょうから、その点に関しては平屋の方が割安感がでてくると思います。

いずれにしても、工務店の立場からしても基準が厳しくなったりして、建物の安心感が増えることはありがたいことです。