こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。
工務店の4代目として生まれ、今日にいたるまで色々あって今があります。
今日は、少しおこがましい気がしますが、お客様に教えてほしいと言われたことのある、工務店とハウスメーカーの違いを私目線の3選としてお話しします。
① ハウスメーカーは工場大量生産、工務店は少数精鋭
ハウスメーカーの目立った始まりは1950年代と言われています。
団地ブームから夢の一戸建てという世の中の流れにのって、営業マンさんと工場の組立て工さんは会社で統括管理されて分業による効率化、工場による大量生産で会社がどんどん大きくなり全国展開をしていくまでになりました。
一方、工務店のルーツは江戸時代の大工棟梁が弟子や職人を采配して、組織で家を建てていく形をつくったことと言われています。
腕の良い大工棟梁に厳しく育てられた弟子と、棟梁に認められた瓦や左官や建具の腕利きの職人さんの集団、いわゆる少数精鋭の集まりとも言えるでしょう。
信じられないかもしれませんが、快適省エネ性能の高さで言えば、レベルの高い工務店にはあの○条工務店さんですら太刀打ちできていないという現実は目にしています。
しかしながら、〇条さんの様な大手のハウスメーカーと違い、建てている棟数もネームバリューも無いので、そういった事もほぼ知られていないというのが現状です(涙)
② ハウスメーカーは規格商品、工務店は一品もの
ハウスメーカーは規格が決まっていて、間取りや窓の種類は融通が利かず、床板やタイル、クロスなどは数種類の中からしか選べないなどの特徴があります。
ただ、決まった素材や機器の中から選ぶ簡単さと大手さんのシステム化された製造工程で出来あがる家は、全国のどういう気候、どういう方向の敷地でもほぼ同じ物が「置かれる」感じだと思うので、品質としては安定していると言われます。
一方、工務店は、その地の気候を知る工務店が、敷地によって省エネ快適になる最適解を見付け、建物の向き・窓の配置など一つ一つに気を使って建てるので唯一無二の一品ものが出来るという訳です。
ただ、工務店によって知識や技術のレベルがピンキリで、家の性能にものすごい差が出ると言われていますので、そこは注意が必要とも良く言われている事かと思います(笑)
③ ハウスメーカーの営業マンは3年、工務店の営業マンは長年
ハウスメーカーなどの大手さんの営業マンさんはだいたい3年で配置換えや担当が変わってしまうらしいです。
弊社に出入りする製品関係の上場企業の営業マンさんもやはりそうで、早いところですと1年おきに変わっていってしまうという何ともな感じで、ただそういう会社さんに限ってほぼお世話になっておらず、それなのに、「この度担当が変わりまして…」と毎年ご挨拶にきてくれるという面白い会社さんもあったりします。
一方、普通の工務店は人の入れ替わりはあまりなかったりして、変わってもそのすぐ向こうには社長がいます。
「中小工務店は社長の考え方が会社の良し悪しを決める」ともいわれるので気を引き締めなければいけない所ですよね。
それもあってここだけの話、私は苦言を呈してくれる方の話は感謝して聞く様にしています。
自分の事は自分が一番分からないのと、何かを言われるにはそれなりの理由が言われる方にもある、と思うからです。
人間なのですぐには受け入れられない時もありますが、2,3日経つと、「なるほど、そりゃそうだ」と今までほぼ100%納得して今日まで来ています。
何かテーマが変わってしまいましたかね?
それでは(笑)
ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。
—————————
好きなものに囲まれて
楽しく暮らしてほしい
ハッピーホーム 株式会社後藤工務店
代表 後藤健太郎
岐阜県海津市海津町外浜84-1
TEL 0584-54-7588