こんにちは、岐阜県海津市の住宅会社 ハッピーホームの後藤です。
寒くなってくると欲しくなる暖房。
私は本当は床暖房を怪しいと感じていました3つのこと、です。
① 思ったより暖かくない…
床暖房は微妙と感じている私なのですが、今から20年前、子供が生まれるのを機に自分の家につけたんです。
親夫婦が母屋で、我々若家族が住んでいた離れの方をリフォームして付けました。
床暖房にはいろいろ種類があって、手軽に工事が出来る1㎜厚のフィルムタイプにしました。
貼ってあった6ミリ厚のタイルカーット(60cm角のカーペット)をめくって、床暖房フィルムを敷いて、今度は6㎜厚のカラーフロアーを貼りました。
フローリングになり気分も変わって、これで生まれてくる子供を暖かく迎え入れてあげることができるという感じでしたね。
そしていざ子供を連れて妻が帰ってきて最初の冬、確かに足裏はほんわり暖かいが灯油ファンヒーター無しでは過ごせませんでした↷
30年以上に建てた土壁の家なので、断熱性も高くなく寒い家だったんですね。
床に近い子供たちが暖かい様にと思ってしたことですしたが、少しがっかりしました。 そして、がっかりしたのはそれだけでは無かったのです。
② 電気代、高っか―!
そう、がっかりするだけでなくびっくりしたのが、電気代の高さ。
それまでは、冬の電気代は15,000円くらいでしたが、床暖房を初めて使ったその年のひと月の電気代がなんと40,000円!
しかも灯油ファンヒーター兼用で(笑)
で、恥ずかしながら、次の年からは「床暖房はもったいないから使わない!」という生活に戻っていました。
今考えればなんともったいないことをしたものでしょう。
さて、そしてその2年後くらいでしたか、リモコンに不具合が出たので交換させてほしいとの連絡が入りました。
どうやら、そのメーカーの床暖房でボヤ騒ぎがあって問題になったようで、そのメーカーは無くなり、後を継いだメーカーからの連絡でした。
不具合があったというので、気持ちが悪かったので変えてもらいましたが、それ以後もやはり使う事は無かったですね(笑)
③ 床暖房の影響で床が…
そして1年だけ使った初年度から約10年たったころ、ある異変に気付きました。
床が一部めくれてきている!
良く見るとそこだけでなく、良く人がいたところほど何やらひび割れてきていて、めくれる手前の状態という感じになっている所がいくつかではありませんか。
実はそのころには母屋を建て替えて、私たち家族は新しい母屋に住まわせてもらい、親世帯がその離れに住んでいたので、親のその離れの方へ行ったときに気付いたんですね。
それは床暖房特有の床の仕上げ材への悪影響です。
床暖房の上に敷くフローリングなどの仕上げ材は、例えば無垢の木のフローリングは基本ダメで、複合フローリングは床暖房対応可の者がOKなんですね。
床暖房の上はけっこう高熱で乾燥するので、工業生産で作られた製品が対応なんですよね。
しかし結果は、ちゃんと床暖房対応の合板基材の複合フロアーを選んだのですが…
使ったのは何度も言いますが、たった1年間…
しかし今思えば、建材メーカーの製品の保証の目安は何もかも基本10年でみているとも聞きますから、当たり前だったのかもしれません。
ただし、このこともあって、床暖房と複合フロアーへの期待や信頼性は無なりました。
さて、この話は20年前に入れたフィルムタイプの床暖房ですので、今の床暖房との比較はできませんが、今の床暖房は良いものなのでしょうかね。
ちなみには羽島市に建てるモデルハウスには床暖房ではない良いものを入れることにしています。
ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。
—————————
好きなものに囲まれて
楽しく暮らしてほしい
HAPPY HOME
株式会社 後藤工務店
岐阜県 海津市海津町外浜84-1
0584-54-7588