こんにちは、岐阜県海津市の住宅会社 ハッピーホームの後藤です。
寒くなってくると多くなる家の中でのヒートショック事故。
今日は、私がヒートショック事故を起こさないモデルハウスを羽島市に建てる3つの理由です。
① ヒートショック事故の実態を知ったから
ヒートショック事故って分かりますか?
寒い時期に、脱衣室や浴室などの裸になる部屋で起こりやすい事故で、意識が無くなってしまって突然バタッと倒れてしまうというものです。
ヒートショック事故で無くなられた人は2020年には年間約1万7千人で、交通事故による死亡(2,839人)の実に6倍です。
また、その1万7千人というのは救急搬送されて24時間以内に亡くなられた方の人数であって、救急隊が到着した時にすでに死亡の場合や搬送されて1日以上経った後に死亡の場合の人数は含まれていません。
また、脳梗塞や脳卒中になって半身不随になってしまったりという方も含まれておらず、それらを含めると4万人を超えるのでは、とも言われています。
それを知った時にはびっくりしました。
車の安全性が上がって交通事故死亡者数はどんどん減ってきているのに、家でのヒートショック事故は減ることもない状態との事。
暖房費を気にせず浴室・脱衣室・トイレを含む家全体を存分に暖められる家を造ることが出来るのは、住宅会社だけなんです。
② ヒートショックを防げる家の建て方を知ったから
前述のヒートショック事故の実態を知ったのは2023年末。
“造る家を世界トップレベルの安全で省エネなものにすべき”というグループと出会い、教わりました。
そのグループの代表の想いは「ヒートショックが起きない家とは、冬でも家の中はどの部屋もTシャツ1枚で過ごせるくらいの暖かさであって、住まい手にそのように暖房してもらうには、暖房費が少ししか掛からないような世界トップレベルの省エネ性能でなくては無理。」というもの。
拳骨を食らわされたような衝撃でした。
私はこれまで、日本の省エネレベルに沿った家づくりをして訳ですが、日本の家の性能が欧州諸国に比べるとかなり遅れているという事を改めて教えられたからです。
このグループに入って世界レベルを目指す事は簡単な道ではない、というのは何となく分かりましたが、運命を感じ自ら研鑽の道に進むことを決意しました。
③ 身近にヒートショック事故を体験したから
実は前述のグループに出会った2023年末からさかのぼること10ヶ月前、家族のヒートショック事故を体験していました。
その事故の経験と代表の話と、28年間取り溜めてきた住宅における知識が一直線につながったんですね。
事故は浴室とかではなかったですが、寒い時期でした。
家族が病院に搬送されて分かったのが、もともと血圧がかなり高かったという事。
調べてみると、高血圧の人は寒い時期には血圧がさらに上がるので注意が必要とのこと。
また、高血圧を防ぐには室温を快適に保つことが大切、との記述もありました。
かかりつけの診療所で血圧検測定もしていたのですが、医師にさほど注意されていなかったのか、本人も家族も気付いていなかったのが事実で、家族の健康状態への注意力不足を悔やんだものでした。
幸い命に別状はありませんでしたが、2023年はそれを始めに家族みんなの生活が変わり、お施主様やスタッフに迷惑をかけてしまう事もあって、今思うと大変な年でした。
あれはヒートショック事故だったのだろうと気付いたのが、実は少し日が経ってからでした。
その家は先代社長である父が34年前に建てた家で、私の姉家族も私の家族も暮らした多くの思い出のある家で、また家族と仕事の事で手一杯でそう結びつかなかったという感じです。
とにかく、ヒートショック事故というのは他人ごとではない、と悟った年でした。 ですので、このヒートショックを防げる世界トップレベルの暖か性能をもった家の技術との出会いは、運命と感じています。
まずは、これから羽島市に建てるモデルハウスでその性能を実証して、多くの方に体感していただいて、海津市はもちろん、羽島市やその近郊のお客様に知っていただきたいという想いで造ります。
そして羽島市に建てる理由は、1~2年後には欲しい方に良心価格で譲るつもりですので、海津市より羽島市の方が買いたい人が見つかりやすいかな、という単純な理由です。
ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。
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