こんにちは、岐阜県海津市の住宅会社 ハッピーホームの後藤です。
今日は、私は本当は全館空調があやしいと感じていました3つのこと、です。
目次
① 一番快適でエコな空調システムは？
「全館空調」とは従来の各部屋にあるエアコンで好きなように冷暖房していたのとは違って、1台とか２台の空調で家1軒を温度管理するというものです。
2年くらい前に続けざまに全館空調の営業さんが来られたことで、
「そろそろどこかの全館空調的なシステム入れた家づくりも出来るようにしておいた方が良いのかな」と思い、2023年1月からシステムの講習参加したり、メーカーに聞いたり、半年間かけて幾つかのシステムの比較をしてみました。
その結論は、「帯に短し、タスキに長し」とでもいうのでしょうか。
結局、有名でも人気なものでも、自分の家に入れたいという程のものは無い、という事が分かったのと同時に一筋の光が見つかりました。
② きれいな薔薇には刺（トゲ）がある
そもそも「全館空調」という言葉を住宅でも良く聞くようになったのは十年くらい前からですか。
ちなみに各部屋にあるエアコンで好きなように冷暖房するのが「個別エアコン、間欠冷暖房」。
さて2023年に、「どの全館空調システムが優れているのか比較検討しよう」と絞ったのが、下記の5つ。
- 工務店に人気が出てきた家庭用エアコンを使ったシステム
- 歴史がある業務用エアコンを使ったシステム
- 家庭用エアコンを使った簡易ダクトシステム
- 住宅建材会社が考えた家庭用エアコンを使ったシステム
- 「個別エアコン、間欠冷暖房」で電気代を気にせず贅沢に運転させた場合
何を比較検討したかったかというと、「お客様も弊社も幸せになれる一番良いシステムはどれか」です。
チェック項目は、
１、建築時の設置費用からメンテナンス費用の総合計での10年おき、60年後までの金額。
２、注文住宅のいろんな間取りでも追従できるシステムか。
３、そのシステムによって内装・外装が制限されないか。
４、住まい手様がすべき機器・フィルター清掃などの難易度・頻度。
５、住まい手様では出来ない機器メンテナンスの頻度・金額。
６、そのシステムのエアコンが真夏にこわれたらどうなる？
等々。
2023年7月に出た、最も幸せなシステムは、「E」の従来型でした(笑)
Eは50年後には総合計の価格が高くなってしまいますが、40年後までは一番安かったです。
そして、金額はさておきお客様に勧めたいのはやはり安全なシステム。
いろいろ分析していくと複雑怪奇なシステムや機械頼みのシステムが多く、特にそのエアコンが真夏に壊れたらどうなる？ という部分です。
夏場はエアコン業者さんも忙しくすぐには来てもらえない事もありえますから、注意が必要ですよね。
夜の時間も使いながら半年かけて、何とも寂しい結果で軽く病みました(笑)
③ どんなに良いものでもデメリットがある
しかし、2023年末に出会った技術に関しては、お客様の生活の家事を激減させて快適温度の暮らしが少ない電気代でしていただけそう、
という魅力を感じたので、現在はその技術を組み込んだ家の素晴らしさを実証・体感できる様に羽島市でのモデルハウスの建築に取り掛かるところです。
ただ、そんな技術にもデメリットがありまして、、、
プランの初期段階からいろいろ考えて設計する必要があるので時間がかかる、というところですね。
ただ、これも完成度の高いエコハウスを造るための楽しい時間です。
ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。
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