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多くの人が見落としがちな当たり前の費用とは?

最近、ショッキングなニュースが続きますね。

毎日、何かがあるような。

情報化社会も良い事は多いですが、情報も多すぎ?

最近話題のトランプ本はまたかなりのものですよね。

平和な日本もいつ一変してもおかしくないな…と。

さて、総裁選どうなりますかね。

おはようございます。

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

『えーーーっ!?家以外の費用って、結構掛かるんですね!』

家づくりでは、土地や家以外にも、様々な費用が必要となってきます。

資金計画の際に、お客様の環境をヒアリングさせて頂いて、

これらの費用について具体的に算出するわけですが、

その際このように驚かれる方が結構いらっしゃいます。

調査するまで必要になるかどうかが分からないですが、地盤改良費用ですとか、

選ぶ住宅ローンによって大きく変わってくる銀行に支払う諸経費などが、

寝耳に水だったりするようです。

今日のお話は、

資金計画の時に、これらの費用も漏れなく計上しておくことはもちろんですが、

あなたに適した住宅ローンによる金額で正確に算出して、

後から予想外の出費で困ることの無いようにしてください!

というお話です。

例えば、銀行に支払う諸経費についてです。

住宅ローン商品は大きく分けて3つあり、

地方銀行の多くは、そのうちの2つを主に取扱っています。

1つは当初指定期間だけ金利が固定される”固定金利期間選択型商品”と

もう1つは借入期間中ずっと金利が固定される”全期間固定金利型商品”です。

このどちらを選ぶかによって、銀行に初期費用として、まず支払うことになる費用が

大きく違ってきます。

これは、融資手数料が必要か否かという差なのですが、全期間固定金利型を選んだ場合、

この費用が別途で借入金額の1%〜2%必要になってきます。

(銀行や金利によってパーセンテージが少しずつ違います)

仮に、あなたが銀行から借入する金額が2500万円だとしたら、

250,000円〜500,000円もの費用が、別途必要になるということなんです。

また、銀行で借入するとなると、

いずれの商品にも保証料という費用が必要になってくるわけですが、

この費用を、全額一括で最初に支払うのか?

あるいは分割で金利に上乗せして支払っていくのか?で、

金額が大きく違ってくることになります。

先程と同じように2500万円を借りるとなれば、

一括で最初に支払うとなると、例えば667,500円とかの保証料が別途で必要になってきますし、

(一括払いの場合、人によって保証料の金額は違ってくるのであくまで一般論です)

分割で支払うとなれば、その分金利に0.2%とか上乗せとなるので、

毎月の返済は上がりますが、初期費用は0円になったりします。

この他、銀行で借入をする場合には、

事務手数料(32,400円〜54,000円)と、ローンの契約書に貼る収入印紙(20,000円)が

必要になってくるわけですが、もし、固定金利期間選択型商品の10年固定金利を選び、

そして保証料を分割で支払うとなると、

初期費用としては、この事務手数料と収入印紙代だけでいいということになります。

つまり初期費用としては5〜7万円もあれば大丈夫ということになります。

逆に、全期間固定金利型商品を選び、融資手数料と保証料を一括で支払うとなれば、

事務手数料と収入印紙代とは別途に、融資手数料と保証料で100万円近くの費用が

必要になってきてしまうのです。

また、全期間固定商品の中には、フラット35という商品があって、

フラット35の場合は、銀行とは、また違った名前の費用が発生してくるようになります。

ちなみに弊社が資金計画書を作る時に設定している住宅ローンは、このフラット35です。

フラット35では、銀行では必要になってくる保証料と事務手数料は不要になりますが、

その代わりに融資手数料が必要になってくるのと、それに加えてフラット35の商品の特徴上、

つなぎ融資と呼ばれる立替え融資に対する手数料と金利が別途で必要となってきます。

こう聞くと何か割高な感じがするかもしれませんが、人気のある安心な住宅ローンです。

フラット35を利用するにしても、

窓口となる金融機関によって金利も融資手数料も、

そして、つなぎ融資の手数料や金利も、いろんなタイプがあり、

一概にいくら必要なのかをお伝えすることは出来ないのですが、

例えば、弊社が利用している金融機関であれば、

これらを合計すると、だいたい50万円〜70万円ぐらいの費用になっています。

(借入額などによって異なってきます)

このように、住宅ローン1つをとってみても、選ぶ商品によって、また銀行によって、

必要となる費用が全く違ってくるようになります。

何のことか良く分からん! という方も大丈夫。

分からなくて、普通ですから(笑)

ただ、これだけは覚えておいて損はありませんよ。

それは、、、

住宅会社が作る資金計画書(見積書)の中の

お客様が住宅ローンを借りる為の必要費用の欄に費用の記載がある良心的な会社でも、

その住宅ローンをどのタイプを設定しているかによって、

100万円以上の開きがでているという事です。

ですから、資金計画においては、これらの費用も漏れなく計上しておくことはもちろんですが、

あなたに適した住宅ローンによる金額で正確に算出してもらってください!

次に、家具や家電費用も、実は見落とされがちな項目です。

これらの費用も、結構かかりますよね。

新築となると、やはり、それに合わせて家具や家電を買い替えたくなります。

最初は「今の物があるので」と言っていても、

家が出来てきて気分が変わって結局、新調される方も…。

平均的には、ダイニングテーブルのセットで10万円くらい、

高ければ15万円〜20万円くらいします。

また、ソファーなんかも安くても5万円はするものですし、

リビングテーブルと合わせると10万円ですめばラッキーでしょう。

冷蔵庫や洗濯機も、決して安い買い物ではありませんよね?

まだまだ、ドラム式よりも縦型の洗濯機を好む方が多いようですが、

それでも10万円前後はしますし、冷蔵庫だって、ちょっとこだわれば

5万円ではとてもじゃないけどおさまらなくなってきますよね?

そして、絶対に必要なのがエアコンですね。

これは必要な台数によって変わってきますが、

現在、主流となっているリビング主体の間取りとなると、

リビングに設置するエアコンは、けっこう性能が良く、

容量も大きいものにした方がいいので、そうなると、

リビングのエアコンだけでも、20万円ぐらいは必要になってきます。

そう考えると、仮に、家電を量販店で買い叩いたとしても、

家具と家電の両方を合わせると、100万円ぐらいかかってきそうな気がしますよね?

もし、我慢して使えるものを使うとしても

それでも50万円ぐらいは必要になってくると

考えておいていただいた方が無難でしょう。

ということで、資金計画では、

こういった費用などについても見ておいた方が良いですよね。

こういったことも頭に入れていただいて、

無理のない、でも出来るだけ理想の、

バランスのいい家づくりをしていただければと思います。

それでは、また!

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