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機能性に優れた家を安く建てるための秘訣

台風、心配ですね。

こんな時でも、新しい家なら安心なんですけどね。

建築年が古ければ古いほど、

今ほどしっかりした対候性は無かったりするので…。

大きな被害が出ないことを祈ります。

おはようございます。

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

機能性に優れた製品が、そうでない製品に比べて価格は高いものの、

快適に長く使えて、長持ちするのと同じように、

住み心地に優れ、長持ちする良い家にしようと思えば、

やはり建築コストは割高になってきます。

例えば、住み心地の良さに寄与する要素として、

家の断熱性能の良し悪しがありますが、機能性に優れた断熱材とそうでない断熱材では、

やはりコストが違ってきます。

同じ大きさの家でも、関連工事も含めると100万とか違ってきたりします。

しかしながら、機能性に優れた良い断熱材を使用すれば、

初期コストは高くなってしまうものの、

経年による断熱性低下の心配もなく、

その分、ランニングコストである“光熱費”が永久に安くなります。

仮に、それだけで光熱費が毎月平均5,000円安くなるとしたら、

生涯コストとしては、

210万円(35年で計算)〜270万円(45年で計算)ぐらい違ってくるということです。

しかも、ただ単に光熱費が安くなるだけでなく、

外の気温の影響を受けにくくなるので

家の中の快適性が圧倒的に違いますよ。

つまり、夏なら、外の暑さの影響を受けにくいおかげで、

冷房がめちゃくちゃ効くので、

すぐに家全体を涼しくすることが出来るようになります。

冬なら、その逆で、間取りの工夫も加えれば家じゅうポカポカ。

朝起きた時もほんのり暖かで着替えも楽々ですよ。

といっても、家を不必要に大きくしてしまえば、

その分冷暖房効率は悪くなってしまうし、

そうなると、快適性を保つためにどうしてもドアを閉めてしまい、

局所にしか冷暖房の効果が行き届かなくなってしまうので、

せっかくのメリットも若干減ってしまうんですけどね。

機能性に優れた住まいを建てるためには、

いかに無駄を省くのか?を意識することです。

ただ、そのノウハウはすでに工務店が持っていますので、ご心配なく。

そして、機能性に優れた住まいを安く建てるためには、

無駄を省くことが不可欠です。

例えば、廊下です。

ただ単に通るだけの廊下も、部屋や収納と同じようにコストがかかりますし、

廊下があると、心理的にドアを閉めたくもなるので、

せっかく高めた断熱性による温度差バリアフリーの恩恵も受けれません。

廊下が無ければドアの数も減らせますし、

極力、廊下の要らない間取りにすることはマストです。

リビング以外の個室についても、無駄に多く造ろうとしていないか、

あるいは無駄に広くしていないか、を見直すことが大切です。

例えば、1帖クローゼット付きの6帖間を1室造れば、

そこに辿り着くための廊下も合わせるとなると、

160万円〜200万円ものコストがかかることになります。

家の面積もその分大きくなるので、光熱費もかさんできますよね。

ですから、この点についても、生命保険のように、

もしものことを完璧に想定し過ぎる余り、

両親が泊まりに来た時の部屋は必要だし、子供部屋も二部屋はいるし、

それとは別にLDKと一体で使える様なオシャレな和室も欲しいし…、

という様に足し算ばかりし過ぎないよう、

 “家族の成長・家族構成の変化”も含めて考えてみてください。

これが、機能性に優れた家を極力安く建てるための秘訣です。

確かに部屋数が多かったり、面積が大きい家は、

プラン図面を見た時は良く見えるでしょう。

ただ、そのような家で、機能性まで追求してしまったら、

価格がめちゃくちゃ高くなってしまうし、

逆に大きさ優先で坪単価の安い家造りをしまうと、

夏暑く…冬寒い…家になってしまったりもあります。

そういう家ですと、将来的に熱中症やヒートショックのリスクも増えるので、恐いですよね。

ですので、ぜひ機能性という点も考慮した上での、

予算設定と間取り設計を行なうようにしていただければと思います。

それでは、また!

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