私が黒カビが生えないお風呂のあるモデルハウスを建てる理由3選

ちょうどその頃「カビの生えないお風呂のある家づくり」を研究・実践している先生を見つけ、「もっと簡単に出来る仕組みなら一度やってみたいな」と思っていた時期でもあったんですね。

である日、

見た目にこだわらなければ、似たようなものが自宅で再現できることに気付き、「そうすれば、お風呂掃除なんて毎日しなくても月一とかでいいんじゃない？」と思ったんです。

その先生の教えとは、

「お風呂を早く乾かそうと思ったら、換気扇をまわして湿気を外に出すのではなく、お風呂の天井・壁・床に乾燥した風をガンガン当てることだ。」という事です。

「洗濯物が早く乾くのは、風が強い日か、風の無い日か、どっち？」といえば、風のある日ですよね。

そこで、自宅のお風呂で私がやった事というのは、（季節は梅雨時でした）

1. 風呂の湯を抜いたら、風呂の窓を開けて、壁と床に強い湯のシャワーを当て、汚れをさっと洗い流して。
2. 服を着たら、風呂の窓は閉めて、逆に風呂のドアは開けっ放しで、風呂の天井に付いている多機能換気扇の「強風スイング」をONにして。（これで床と壁の下の方に風が当る。風呂の窓は閉めたので、外からの湿気は入ってこず、風呂のむんむんの空気が脱衣室にくる）
3. 床置きの360°回転サーキュレーターをお風呂の入ったすぐの床に置いて回して。（これでリビング→脱衣室という流れで入ってきているリビングエアコンの乾燥した冷気が風呂の天井や壁の上の方にも当たりながら、風呂のむんむんの空気も脱衣室では少し感じるが、リビングはエアコン風で感じない。エアコンは強力な除湿器でもあるので、どんどん除湿されていく）
4. タイマーは両方ともタイマーを5時間とかにしておく。（この時点で22：00くらい）
5. 23：00頃、リビングのエアコンを消して寝る。

（この頃には風呂・脱衣室に湿気はほぼ感じられない。二階の吹き抜けのエアコンは、強くではなくやんわり夜中じゅう動かしていて、リビングも涼しくも暑くもない感じ。）

以上。

結果、朝にはほぼお風呂は乾燥した状態でした。

私の性格的には、

「これならお風呂掃除はよくやっても週一とかで十分でしょ。」という感じ。

ポイントは風呂も窓は一瞬開けただけで、換気扇も回していないという事です。