こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。
今回の地震で被災された方には心からお見舞い申し上げます。
工務店の4代目として生まれ、27年間で何百棟という建物に携わらせていただいて今があります。
今日は、地震に強い家のポイント3選をお話しします。
①屋根が軽い家
20年前の家と今時の家では何もかも変わりましたが、屋根にガルバリウム鋼板を採用する会社も増えてきました。
昔はトタン屋根と言われやすい家のイメージがありましたが、見た目もスッキリしていて雨漏りにも強く屋根の傾斜が緩くできる事からいろんな家のデザインに対応できます。
で、近年のオシャレなデザインの家との相性の良さで急激に増えてきましたね。
オシャレな上に軽くて地震に強いから増えたのか、地震に強い屋根材で、と今時の家を設計したらオシャレになったから増えたのか、どちらが先かは分かりませんが。
デメリットもありますが、この先も無くならない屋根材という事は間違いないと思います。
②重心が低い家
屋根を軽くするという事は重心を低くする事にもなりますが、多くの方がイメージする様に二階建てでなく平屋を選択するのは、はっきり重心を下げる効果があります。
地震で横に揺れると、家は右へ左へ振り子のように頭(屋根)が一番大きく揺れます。
なので、屋根を軽くすることが有効なのですが、二階建ての場合は背が高くなるだけでなく、二階の部屋に入っている家財道具の重さも地震の時には、それこそ重荷になりますからね。
なので、平屋で屋根がガルバリウム鋼板の家が地震に対しては最強という事になります。
③構造が強い家
ただ、屋根を軽くしようが、平屋だろうが、倒れる事もありますよね。
構造的に弱い建物ですよね。
例えば、古い家でシロアリにかなり食われている家とか。
また、古い車庫などは「車庫ってこんなもんでしょ」という古くからの慣習や勘で造られていたりして、結構倒れていたりします。
構造計算という概念が無い時に造られているので、それもされておらず、道路側1面だけ壁が全く無かったりで不安定で、古い物は耐震用の金物も使われていなかったりで揺れに対して脆弱なものが多いです。
そういった建物は周りの家はそんなに被害が大きくないのに、その車庫だけが残念ながら、、、という事もありえます。
この地震対策は住宅会社の考えによって左右されるところですので、我々造り手にとっては責任重大なところです。
海津市の家、ハッピーホームの家は特に地震でも台風でも被害が無い様にと、いつも気を配って家づくりをしております。
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